出張ドローン散布作業
ドローンによる散布作業
株式会社ナカエは、2019年より本格的に農業用ドローンによる薬剤の散布作業を開始いたしました。これまで空中散布と言えば有人ヘリやラジコンヘリによる作業が一般的でしたが、維持管理費、作業費用、騒音、近隣圃場との境界が難しいなど問題点も多く、最近では随分と減っていました。また乗用のスプレイヤーや人が立ち込んでの散布作業は手間と労力・コストがかかるため大変でした。農業用ドローンによる散布作業は、そういった問題点をほぼ解消できるうえ、素早く確実に作業できるとあって近年注目を集めています。
ドローン散布のメリット・デメリット
ドローン散布のメリットとしては、なんと言っても低コスト・省時間が挙げられるでしょう。大型の機械を入れないので作物へのダメージがない事も利点の1つです。一般的な農業用ドローンは、小型とは言え30kg程度まで持ち上げることが出来ます。安全を考慮して一度に20kgの液体散布を行いますが、その作業コストはエンジン機械を用いるのと比べれば格段に下がります(一度に10kg搭載のドローンも使います)。始動の手間もいらず作業時間はぐっと減ります。空中散布というのは短時間に多くの面積をカバーできるのが特徴で、フル充電の場合、一度のフライトで1ha程度を10分で作業できます。ドローンによる薬剤散布は農業の省力化にとって今や欠かせない要素となっています。
逆にデメリットとしては、バッテリー交換や薬剤補充の手間が必要になる点、機体が軽いため風の影響を受けやすい点でしょう。一度の充電で1ha程度は作業できますが、予備のバッテリーを用意して効率的な作業を行います。風については薬剤の飛散自体にも影響するため、強風の場合は安全を考慮して作業を延期することになります。
具体的なメリットや費用対効果
主なメリットは「低コスト散布」「散布完了までの時間短縮」「液剤希釈散布による農薬の節約」「騒音がないため早朝作業可能」「動力散布と比べ人体への被害がない」といった点が上げられます。費用対効果としては、ラジコンヘリに比べ、40haの場合農薬込みでも約50,000円/ha安くなります。
これまでの実績やお客様の声
ドローンによる散布請け負いは2018年より提供しており、主に近隣の農事組合法人様を中心に受託して毎年継続実施させていただいております。継続の理由としては、防除という作業がいかにこれまで農業者にとって負担であったかという点が挙げられます。手軽で安価・安全な作業を実現でき、年間の裏作を含め大きなコストダウンであるとの声をいただいております。特に高齢化によって暑い時期に農薬を身体に受けながらの作業はまさに大変な仕事でありました。ドローンによってそれらの作業を一気に解消できるのが嬉しいとの声もいただいております。
ドローン防除ご予約フォーム
ドローン散布による水稲・麦・大豆への防除の予約は常時受付中です。防除はご予約が優先ですので、適期防除をご希望の場合はなるべく早くまずはご相談下さい。ご不明な点などありましたらお気軽にお尋ね下さい。
また、ドローン散布の当社ガイドラインも一読ください。
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